ケミカルピーリングとは、酸などの薬によって表皮、厚くなった角質層を剥離し、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を正常に戻す方法です。主に欧米で美容目的に利用されはじめたケミカルピーリングは、日本にも導入され、現在では多くの病院やエステティックサロンなどで行われています。シワやニキビにとても有効なケミカルピーリングですが、近年、トラブルが多くなってきたことも事実であり、施術を行う側はもとより、利用する側も充分に理解することが安全で効果的な治療を行うために大切です。
TCAとはトリクロール酢酸のことで、この酸は細胞を壊死させ皮膚や粘膜を腐食する性質を持っています。
1945年にManash医師によってにきび跡の治療に使用され、20世紀後半にはアメリカで大ブームとなったピーリング法です。また、ケミカルピーリングの中でも最も酸の強いものがTCA(トリクロロ酢酸)で、濃度によってかなり深いピーリングが可能なため、にきび痕やシミ、くすみ等も改善することが可能であると言われ、コラーゲンの生成も活発にすると考えられています。ただし、TCAピーリングは東洋人にとって色素沈着が起こりやすいとの理由から、日本国内では消極的な医師が多いとされています。
ピーリング剤の種類
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